ドラム式洗濯機と幹太くん どっちを選ぶ 徹底比較

ドラム式洗濯機と幹太くん どっちを選ぶ 徹底比較 使って良かった

我が家の洗濯機が購入から10年経ち、そろそろ買い替えをしようかと考え始めた際、「ついに我が家も夢のドラム式洗濯機!」と心が躍りました。

でも、ネット検索していると、ドラム式洗濯機に関するネガティブな情報も数多く発信されていて「ドラム式洗濯機って実際どうなんだろう?」という疑問の気持ちがわいてきました。

ドラム式洗濯機を大絶賛する声がある一方で、ドラム式洗濯機を買って後悔しているという悪い口コミもたくさん出てくるんです。

ドラム式洗濯機のネットでの悪い口コミ

  • 泥汚れの落ちが悪い
  • 乾燥まで終了するまでに時間がかかる
  • 乾燥までしても生乾きのことがある
  • 故障が多く、その際の修理費用が高額

せっかく高価なものを買うのに、汚れが落ちないとか生乾きとか、それではドラム式洗濯機を買う意味がないなぁと思いませんか?

さわ
さわ

色々と検討を重ねた結果、我が家ではドラム式洗濯機ではなく「ガス式衣類乾燥機の幹太くん」を購入することにしました。

洗濯機は縦型洗濯機、乾燥機は幹太くんというスタイルを選んだのですが、これがもう最良の選択でした!

時間のゆとりと仕上がりへの満足感で、快適な毎日を送れるようになりました。

この記事では、ドラム式洗濯機とガス式衣類乾燥機の幹太くん、両者を比較しながらメリットデメリットをお伝えします。

我が家がなぜ幹太くんに決めたのか、その経緯もお話しますね。

参考にしていただければ幸いです☆

幹太くんのメリット

幹太くんとは、ガス機器トップメーカーRinnaiから発売されているガス衣類乾燥機です。

コインランドリーを利用すると、洗濯物がふっくら乾燥されて仕上がりますよね。コインランドリーの乾燥式のほとんどはガス式です。

幹太くんは多くのコインランドリーで使用されている乾燥機と同じくガス式なんです。

ガスならではのパワフル温風で、洗濯物の悩みのあれこれを解決してくれます。

ここからガス衣類乾燥機の幹太くんのメリットを挙げていきます。

メリット①ガスのパワーで生乾き臭カット

洗濯物で一番残念なのが生乾き臭ではないでしょうか。

しっかりお洗濯したつもりなのに、なぜ洗濯物から生乾き臭がするのでしょうか。

その原因は「モラクセラ菌」です。

モラクセラ菌は、洗い残ったタンパク質などを餌に増殖して雑巾のような悪臭を放つ原因となるものです。

このモラクセラ菌は65℃の熱に10分晒されると発育が抑制されます。

幹太くんなら80度以上のパワフル温風で臭いの元を撃退してくれるのです。

さわ
さわ

幹太くんを導入してから洗濯物からイヤな臭いがすることがなくなりましたよ

メリット②ガスだからふっくら仕上がる

幹太くんでタオルを乾かすと、まるでホテルに置いてあるタオルのようにふっくら仕上がります。

幹太くんは大きなドラム内で強い温風を送り込みながら乾燥させるため、繊維の一本一本が根元から立ち上がりふっくら柔らかな感触に仕上がるのです。

ガス衣類乾燥機:特長 - リンナイ (rinnai.jp)

それから、大きなドラム内で大風量で乾かすから衣類がしわになりにくいのも特徴です。

メリット③ガスだから早い

幹太くんは乾燥の時間が早いです

5kgの洗濯物を約52分で乾燥してくれます。これもガスのパワーですね。

夜にお洗濯をする場合でも、乾燥が早いので翌朝まで乾燥機の中に洗濯物を入れっぱなしにすることがなくなります。乾燥が早いので、洗濯物を取り出してから眠ることができます。

メリット④洗濯機を2回まわす時に便利

私が幹太くんを使っていて便利だなぁと思うのがコレです。

ドラム式洗濯機の場合、一度洗濯機を回すと乾燥が終わるまで次の洗濯ができません。1日に複数回洗濯をする場合、一日掛かりになる事も。

でも幹太くんの場合、1回目の洗濯物を乾燥している間に2回目の洗濯を始められます。

休日の午前中に洗濯物を2回乾燥まで済ませて、午後からお出かけということも可能です。

メリット⑤手入れがラク

幹太くんのお手入れはとっても簡単。

幹太くんの内部にあるフィルターを取って、そこに付いているホコリを取り除くだけです。

このフィルターは細かい部品ではなく単純な作りなので、お掃除もラクなんです。

しかもこの通り。ホコリもペラーっとスムーズに取れるため気持ちいいくらいですよ。笑

幹太くんのデメリット

ガスのパワーで「時短・ふっくら・臭いカット」など素晴らしい威力を発揮する幹太くん。

次はデメリットについて解説していきます。

デメリット①設置には工事が必要

幹太くんを設置する場合、排湿筒(湿気を含む温風を屋外に排出するための煙突のようなもの)を通すために壁に穴を開ける工事が必要になります。

購入して設置するだけのドラム式洗濯機と違って、幹太くん本体価格に工事費用が加算されるため、初期費用が高額になります。

さわ<br>
さわ

我が家では本体+工事費用で24万円ほどでした。

デメリット②洗濯機から幹太くんへの入れ替えが必要

洗濯が終わったら、洗濯物を洗濯機の中から取り出し幹太くんへ入れ替える作業が発生します。

洗濯機と乾燥機が別々だから仕方ないですね。

でも実際にやってみると、洗濯機から幹太くんへの入れ替えは入れ替えは1分足らずで済みます。

でも、ほんの少しでも手間をなくしたいという方にとってはデメリットになりますね

デメリット③ランニングコスト

幹太くんはドラム式洗濯機に比べて乾燥時にかかるコストが割高になります。

  • ドラム式洗濯機 約25円(6kg)
  • 幹太くん 約63円(5kg)

幹太くんの方が1回の乾燥にかかるコストが高いのが分かります。

ドラム式洗濯機のメリット

私の実家ではドラム式洗濯機を使っています。

また、私の妹(既婚・男の子二人・フルタイムワーママ)の家でもドラム式洗濯機を使っています。

ここから、幹太くんと比較しつつドラム式洗濯機のメリットを見ていきましょう。

メリット①設置工事が不要

幹太くんに比べ、ドラム式洗濯機の場合は購入した後に設置のための工事などは必要ありません

買って設置して水栓をつなげれば使うことができます。

ドラム式洗濯機を置くスペースさえ確保できれば、どのお宅でも設置が可能です。

メリット②洗濯から乾燥まで手間いらず

ドラム式洗濯機なら、スタートボタンを押せば、あとは乾燥まで一気に仕上げてくれます。

洗濯物を洗濯機から乾燥機に移し替える手間がないので、寝る前に洗濯機をセットしておけば翌朝には乾燥まで終わっています。

さわ
さわ

忙しいママにはボタン1つで洗濯が終わるというのは嬉しい機能ですね

メリット③ランニングコストが安い

ドラム式洗濯機で乾燥する場合のコストは、幹太くんの半分以下。

毎日使用した場合、1ヶ月でドラム式は750円、幹太くんは1,950円。

差は歴然ですね。

ドラム式洗濯機のデメリット

特に初期費用やランニングコストといった費用面で圧倒的な差を見せつけたドラム式洗濯機。

ここからはデメリットについて考えたいと思います。

デメリット①時間がかかる

ドラム式洗濯機は幹太くんに比べて圧倒的に乾燥時間が長いです。

乾燥時間が約3倍、しかもその間に次の洗濯ができないので、1日に2回洗濯機を回したい時には不便さを感じてしまいますね。

デメリット②故障が多い

ドラム式洗濯機は故障が多いという口コミ、よく見かけますね。

ドラム式洗濯機は縦型洗濯機に比べて優れた乾燥機能を備えています。その分使われている部品の点数が多いです。

ドラム式洗濯機は従来の洗濯機に比べ複雑な構造だから故障するリスクが高いということです。

また、複雑な構造だから故障した時の修理費用も高くなる傾向にあります。

デメリット③手入れ箇所が多い

ドラム式洗濯機はいろいろな機能を備えている分、構造が複雑で部品点数も多くなっています。

それに伴いお手入れする箇所もたくさんあります。

乾燥フィルター、乾燥フィルター奥、排水フィルター、扉周辺ゴムパッキンなど。

複雑な構造であるがゆえに細かなパーツが多く、その細かなパーツのすき間にゴミや異物が入り込みます。

乾燥時のホコリがパイプにつまってくると、乾燥が不十分になったり、故障の原因にもなります。

これはデメリット②の故障が多い、とつながってきますね。

そしてホコリの詰まりが原因で故障し修理を依頼した場合、分解して掃除するため3万円近くかかるケースがほとんどです。(メーカーや機種により異なる)

デメリット④乾燥後しわになりすい

私の妹の家ではドラム式洗濯機を使っているのですが、ドラム式洗濯機はしわになりやすい印象です。

メーカーのHPなどを見ると「しわになりにくい」とうたわれていますが、乾燥後はしわになっていると感じます。特に乾燥後すぐに取りださずにそのまま放置しておくと、確実にしわになっていますね。

デメリット⑤乾燥が不十分なことがある

ドラム式洗濯機で洗濯物を取り出してみると、乾燥が不十分なことがあります。

洗濯物の入れ過ぎや、お手入れが行き届いていなくホコリが詰まっていることが原因として挙げられます。

ドラム式洗濯機のたいていの製品は、洗濯容量の半分ほどしか乾燥容量がありません。

生乾きを防ぐために、普段のお手入れと乾燥容量の確認が必要です。

幹太くんとドラム式洗濯機、どちらがオススメ?

幹太くん・ドラム式洗濯機のメリットデメリットをそれぞれ見てきました。

ここからはどちらがオススメ?私の見解です。

私のオススメは幹太くん!

私は皆さんに幹太くんをオススメします。

購入して実際に使ってみて、先述したデメリットを上回るメリットがあると感じています。

幹太くんの設置費用はドラム式洗濯機の価格とさほど差はない

幹太くん本体の価格+設置費用は我が家では24万円ほどでした。

ドラム式洗濯機と比較して、幹太くんの方がとりたてて高価であるとは思いません。

ドラム式洗濯機も安い機種はありますが、良いものを選ぼうとすると20~25万円くらいしますよね。

洗濯機から幹太くんへの入れ替えはたいした手間ではない

幹太くんの場合、洗濯が終わったら洗濯機から幹太くんへ洗濯物を入れ替える必要があります。

でもこれ、実際やってみるとそんなに手間ではないんですよ。洗濯機から幹太くんへの入れ替えは1分足らずで済みますから。笑

それよりも洗濯機と乾燥機が分かれているメリットの方が勝るかなと思います。

メリットでお伝えしたように、幹太くんなら1回目の乾燥中に2回目の洗濯を開始することができます。

さわ
さわ

1回目の乾燥中に次の洗濯を開始できるメリットを考えると、入れ替えにかかる手間などは取るに足らないと思えますよ。

ランニングコスト以上のパフォーマンスを発揮してくれる

ランニングコストは、ドラム式洗濯機に比べて2倍ほどかかります。

それでも私は、ガスのパワーに魅力を感じます。

  • 厚手の服でも生乾きなし
  • ガスの温風で衣類の悪臭を除去
  • 仕上がりの良さ(ふっくら、しわもほぼ無し)

幹太くんは1ヶ月毎日使っても約1,950円。

上記メリットをこの金額で受けられるのはすごいと思っています。

ドラム式洗濯機が向いている方

それではドラム式洗濯機が向いている方とはどんな方でしょうか。

そもそも幹太くんを自宅に設置できない方

賃貸のマンションで排湿筒を通すための穴を壁にあけることができない、などそもそも幹太くんを設置することが不可能な場合は、ドラム式洗濯機一択になります。

仕上がりよりもコスト重視の方

ドラム式洗濯機は、洗濯物がしわになったり生乾きになったりすることがあります。

我が家は娘が一人いますが、レースやフリルが付いた服などしわになると困るお洋服がたくさんあります。主人のワイシャツもしわが付くと困ります。

でもしわになると困る服はあまり持っていない、もしくは持っていたとしても乾燥前に取り出すから大丈夫。

それよりも毎日のランニングコストを低く抑える方が優先、という方にはドラム式洗濯機が良いでしょう。

洗濯回数が少ない

洗濯物が多く、1日に複数回洗濯機を回すことがある場合は、幹太くんが有効です。

でも単身や夫婦二人世帯など、洗濯回数は1日1回以下というご家庭ではドラム式洗濯機が向いていると思います。

まとめ

今回の記事では、幹太くんとドラム式洗濯機のメリット・デメリットを紹介しました。

我が家では、ドラム式洗濯機の購入を検討していましたが、ネット上での悪い口コミで決意が揺らぎ、最終的に「縦型洗濯機+幹太くん」というスタイルに決めました。

さわ
さわ

結果、現在最高に快適な洗濯ライフを送れています。

幹太くんは衣類乾燥に特化した製品です。

対してドラム式洗濯機は、洗濯機能プラス優れた乾燥機能を兼ね備えた複合製品です。

1つの機能に特化した製品のほうがパフォーマンスに優れているというのは素人でも分かります。

機能を複数備えている製品は、構造が複雑になり故障しやすいです。パフォーマンスも、1つの機能に特化した製品にくらべ劣る傾向にあります。

でも複数の機能を兼ね備えているため、その1台ですべて完了するというメリットがありますね。

1つの機能に特化した製品でパフォーマンス性をとるか。

機能を複数備えた家電でスマートに暮らすか。

皆さんの生活スタイルに合った選択ができますように☆

使って良かった
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この記事を書いた人

専業主婦歴10年
家族のため毎日炊事洗濯を担当しております。
そんな私が獲得したライフハック(生活の知恵)を皆さんに分かりやすくご紹介します。

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