注文住宅で失敗したくない!!
注文住宅は、自分たちで好きな間取りや希望の設備、素敵な内装を選べる反面、決めることが多過ぎて迷ってしまいますよね。
一生に一度の大きな買い物である住宅購入。
私は2011年にハウスメーカーで注文住宅を建てました☆
憧れの広くて使いやすいキッチン、たっぷりの収納スペースなど、自分の思い描いていた理想通りの家を建てることができたと思っていました。
でも、実際に住んでみると残念ながら「やっぱりああしておけば良かった」と思うところも出てきました。
そこで今回は、私が注文住宅で住んでみて気づいた「後悔した点」と「良かった点」をご紹介していきます。
これから家を建てるという方は、あとで後悔することがありませんように。
こちらの記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
こうすれば良かった!後悔編
我が家は2011年にヘーベルハウスで家を建てました。
完成までの間にメーカーの担当者の方と何度も話し合いをして、後悔の無い家づくりを目指してきたつもりですが、やっぱり住み始めて「ここはこうすれば良かった」と思う点が出てきました。
これからハウスメーカーで注文住宅を建てようという方の参考になるよう、まずは後悔した点を紹介していきますね。
玄関にコンセントを付ければ良かった!
我が家の玄関にはコンセントがありません。
玄関にコンセントが無いと色々と不便なんです。。
玄関にコンセントがあると、こんな時に便利です。
- 電動自転車のバッテリーを充電
- 掃除機のコードが玄関まで届かないとき
- 電飾のある飾り物を玄関に飾るとき
我が家の場合は、靴用乾燥機を使う時に不便を感じています。
我が家には雨の日に濡れた靴を乾かすために靴用乾燥機があります。
でも玄関にコンセントがないために、玄関に一番近いコンセントから延長コードを使って電源を取っています。とっても不便です。
巾木にホコリが溜まってお掃除が大変!
みなさん「巾木」って知っていますか?
「はばき」と読みます。
この部分のことです。
我が家では全ての部屋に巾木が張り巡らされています。
その全てにホコリが溜まるんです(泣)。
こんなところにホコリが溜まるとは盲点でした。しかも何気に目立つ。
掃除箇所を一つでも減らしたいズボラ主婦にとっては結構ショック。
泣く泣く巾木の掃除をしています。
知らなかったんですが、薄型の巾木というものもあったらしいのです。
薄型の巾木だとお手入れもラクそうですよね。
もし設計段階に戻れるのであれば、こんなお掃除の手間がかからない巾木を選びたいと思います。
幹太くん設置を検討しておけば良かった
幹太くんとは「ガス式衣類乾燥機」のことです。
こんなものです。
ガスのパワフル温風で洗濯物をふっくら清潔に乾燥してくれる優れ物です。
幹太くんの素晴らしさについては別記事にまとめていますのでこちらご参照ください。
幹太くんは、夫婦共働きで家事の時間を節約したい方、お子さんがいて洗濯物が大量な方には絶対にお勧めの商品です。
インスタなどのSNSでも絶賛する声多数です!
この幹太くん、新築時に設置の準備をしておくのが絶対にオススメです。
住宅を購入したあとから幹太くんを設置するとなると、
- 業者に依頼して、ガス栓増設&壁の穴開け工事をする必要がある
- 柱や壁の位置関係により、希望の位置に幹太くんを設置できない
など、デメリットばかりです。
我が家も新築時には幹太くんを設置するつもりがなかったため新築時に準備をしておらず、設置するのに余計な時間とお金が掛かってしまいました。
幹太くん設置を少しでも検討している方は、とりあえず新築時にメーカーさんにその旨を伝えて、洗濯機の近くに「ガス栓の設置」と「壁穴の準備」だけはしておくことをオススメします。
住んでみて実感!良かった編
ここまで注文住宅で後悔している点について書きましたが、ここからは「ここは満足~♪」という点についてご紹介します。
フローリングの色はナチュラル
フローリングの色は、クロス(壁紙)同様、部屋の印象を決める大事な要素ですよね。
●明るくて清潔感のある雰囲気ならホワイト系。
●ナチュラルで温かい雰囲気のナチュラル系。
●高級感と重厚感があるのはダーク系。
それぞれ好みがあると思いますが、お掃除の楽さで選ぶなら断然ナチュラル系だと思います。
- ホワイト系はとにかく髪の毛が気になる!
- ダーク系は部屋の隅の綿ぼこりが目立つ!
ナチュラル系は髪の毛や綿ぼこりが目立ちません。
そのうえ家具やカーテンなどのインテリアの色を合わせやすいというメリットもあります。
私は、ホワイト系のフローリングにもダーク系のフローリングにも住んだことがあって、髪の毛や綿ぼこりが目立つのを経験済みだったので、家を建てる際、フローリングの色はナチュラル一択でした。
10年以上住んだ今でもフローリングの色に後悔はありません。
私はインテリアを選ぶセンスに自信が無いのですが、シンプルでナチュラルな感じの家具を揃えたら、それなりに素敵に見えてしまうのも、ナチュラル系のフローリングの良いところですね。
玄関は重厚さよりも明るさ重視
玄関は明るさを重視したデザインにして正解でした。
我が家よりも前に家を建てた友人から、「シックでかっこいい玄関を目指してダーク系の色でまとめたらなんだか玄関が暗くなっちゃって、気分上がらないよ~」と教えてもらっていました。
その友人の経験を参考にさせてもらい、我が家では重厚さよりも明るさを重視!
ライトグレーの床材、白のシュークロークなど明るい色合いでまとめ、玄関の扉も光が入るデザインのものを選んだ結果、朝の出発時に気分が上がる玄関になりました。
10年経った現在も、玄関スペースはお気に入りの空間です。
やっぱり収納はたっぷりがおすすめ
収納はやっぱり大容量がおすすめです。
我が家は入居して4年後に娘が生まれました。
二人で生活しているうちはガラガラで大き過ぎたかな?と思った収納も、今は娘の衣服・オモチャ・絵本・文具などにより、だいぶ埋まってきました。
収納をたっぷりとった我が家の設計は大変満足です。
ちなみに我が家の収納計画は、「使ったらすぐにしまえる」をテーマにしました。
部屋の至る所に収納を作り、使う場所の近くに必ず収納場所があるようにしました。
このおかげで、11年経った今でも家族全員が「使ったものは元の場所にしまう」が実践できていて、散らかりづらい家を実現できたと思っています。
ただし、収納をたっぷり取ると色々な物を溜め込んでしまいがちです。
物が1つ増えたら1つ捨てる、という習慣をつけることも大切だと思います。
家族構成や荷物の量は人それぞれ違います。
注文住宅ではそれぞれのご家庭に合わせた収納計画を立てられますので、各ご家庭に合った収納を実現したいですね。
私が設計する際にメーカーの方から頂いたアドバイスが良かったので共有しますね。
- まずは今の持ち物を把握する
- 入居の前に断捨離を行い、荷物は最低限にしておく
- 新しく増えるものを予想する(子どもの物、趣味の物など)
- 現在の最低限の荷物+これから増える荷物を把握して収納計画を立てる
まとめ
ハウスメーカーで注文住宅を建てることは、自分が理想の家を建てられるのでとても嬉しい反面、決めることはたくさんあるし、失敗はできないし、不安な気持ちにもなりますよね。
ハウスメーカーのデザイナーさんに相談するのはもちろんですが、実際に建てた方の体験談を参考にするのが良いでしょう。
私も玄関に関して、先に建てたお友達の話を参考にして正解でした。
完璧に設計したつもりでも、暮らしていくうちに「ああすれば良かった」の1つや2つは出てくると思います。
でもそんな後悔が1つでも少なくなりますように、こちらの記事がこれから家を建てる方の参考になれば嬉しいです☆
最後までお読みいただきありがとうございました。
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